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女子マラソンは惨敗となった。
予想外に低い気温と、雨、多少の運営の不備のなか大量の有名選手が競ったレースは見た事も聞いた事もないレソトの代表の選手がトップを走るなど、超スローペースの中、大集団で進行。
20km手前からトメスクさんが飛び出したが、他の選手は追わず。そのままトメスクさんはトップでゴール。
終盤にいくにつれて、ラドクリフさん、リディア・シモンさん、バルシュナイテさん、ワミさん、アデレさん、土佐さんと馴染みの選手が次々に脱落。2位争いは中国の周さん、朱さん、ケニアのヌデレバさん、コムさんの4名の争いとなり、最後のトラックで周さんとヌデレバさんが激しく二位を争い、最後の30mくらいでヌデレバさんが周さんを振り切って銀メダル。
そしてその後は6位に日本でもお馴染みのイギリスのマーラ・ヤマウチさん。
解説の有森さんのトーンが低いのが気になったが、終盤の解説で、ひょっとしたらずっと集団の後方に距離を空けてついていたヌデレバさんがひょっとしたらトメスクさんが飛び出した事に気づいてなかったのでは?の指摘が当たっていたら面白いかな。
心配された路面と運営については、路面は選手が気をつければなんとかなりそうだが、それでも、序盤にアメリカのカスターさんはじめリタイアの選手が12人(完走69人)とちょっと多いかも。
そして、運営はちょっと...
あきれたのは、いきなりスタート直後に、(すぐに動いたが)車がコース上にとまっており(関係者の車だと思うが、そこに止めるな!)、あとは、ビデオカメラを構えた関係者が思いっきり選手の進行ルート上でカメラを構えておりあわや激突。
そしてあろうことか1kmの看板がコース上に設置されており、危ないなぁと思った瞬間にやっぱり選手が看板に激突。
5km付近では大きなパラソル(これを支える土台が邪魔)がコース上に設置されており、選手が激突しそうになる。
一部ロープで沿道をガードしていた部分で観客がロープを押してコースに迫ってくるので邪魔だったり...
スタート直後に、けっこう沿道の観客のマナーがいいじゃんと思ってよく見たらみんなお揃いの帽子とTシャツ(サクラか??)だったり...まぁその一角以外はは普通の客っぽかったけど。
中村さんは13位でゴール。
土佐さんは25km付近でリタイア、病院行き。
日本の女子マラソン勢は層が厚いのではなかったのか?
3名の代表のうち、満足に走れたのが結局中村友梨香さんのみ、それもトップグループにしがみついていただけでメダル云々という状況ではなかったようだ。
野口みずきさんはスタートラインにも立てず、土佐礼子さんは外反母趾の影響で、痛み止めを飲んで出場した時点でもうだめだったと思う。
野口さんについては、あの小さい体でストライド走法、体に負担のかかるスタイルで勝つためのトレーニングでの故障という事で攻める事はできないと思うが、外反母趾でリタイアの土佐さんの扱いはどうなのだろう?
状況がよくわからないのが、一番最初に代表を決め一番充実した調整が出来た筈の選手が持病でリタイアというのは少し納得がいかない。
ルールがよくわからないが、補欠の森本さんを7月末で補欠登録から外さずになんとかする方法は無かったのか?